コメッセージ243号   2016年8月号

ありゃっ...やられた!.....

先月末早朝、路地のトウキビが何者かに倒され、ヤングコーンばりの小さな実が数本食いちぎられ地面に散らばっています。

しかし、こんな小さなうちから食べる(試食?)なんて今までになかったと思うし、キツネかアライグマの仕業には違いないけれど年々早くなっているような気がします。

家内に報告すると「だからもうそろそろ電牧(でんぼく)張ったらって言ったのに」と叱られる始末、全く油断もスキもあったものじゃない。

 近年はその食害に対抗すべくほとんどの農家で電牧(電気牧柵...でんきぼくさく)を使用するようになってきましたが、電線に間隔を置いて瞬間的に数千ボルトという電流が流れ、それに触れた動物が感電し驚いて退散するというものです。

しかし敵もさるもの、防御方法が高度になればなるほどその隙をついて侵入を企てるようにもなります。

まぁ考えてみればそんな若い未熟なものまで手を出さなくては生きていかれなくなってきたのか、必死さも垣間見えるわけですが人間と野生動物の果てしない知恵比べ、闘いがこれからも続くことになるのでしょう。

ただアイガモ農法をやっていた時とは違い、カモ君達の命がかかっているわけじゃないので、気持ち的にはかなり楽ではありますけれども。

 ところで道東で餌付けをしていた丹頂鶴ですが、環境省はもう十分に増えたから給餌量を半分に減らすという話題が出ていました。

一時は33羽まで激減し絶滅の危機に陥っていたのが、手厚い?保護、エサやりで現在は3000羽以上にまで増えたとか。

結果だけをみれば、美談で保護の成果が素晴らしいということか.....トキの二の舞にならなくてホッとしたということか.....今度はいたずらに数が増えないようにしようということでの給餌量削減なのでしょう。

でもいったい生息数の適正な数なんていったい誰がどうやって決めるのでしょうか?

ここまで追い詰めたのは人間の側の方で、その都合で適正管理?される丹頂の方にしてみれば、本当にたまったものじゃありません。

  絶滅の瀬戸際まで追い込みながら保護して何とか残そう、あるいは復活させようと官民、国を挙げて取り組む一方で、人的、経済的な被害が出れば有害鳥獣として駆除に血眼になる、そしてそれが外来種であればなおさらで人間の傲慢さが極まった格好です。

これが動物だと何となくわかりやすい感もありますが、植物の世界のこと(例えば遺伝子組み換え植物)となると静かに、ほんとに全くわからないうちに、いつのまにか生態系にとんでもない悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

食の多様性がもてはやされる現状で、今は外国から名前を聞いたことのないような作物がどんどん入って来ています。

調理法の紹介も大事でしょうが無節操に外国種を入れることが将来大きな問題を引き起こさないか、そのことにも十分注意を払う必要がありそうです。


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