コメッセージ292号   2020年9月号

「はあ〜っ......はあ〜っ.....はあ〜っ....ひい〜っ.....あち〜っ......もう我慢できんふらふらしてきた......少し休ませてくれ......」と8月のある日、一緒にカボチャの収穫をしていた息子に言い残して私は大きな木の下の木陰に入り込んでしばしの休憩です。

その日は晴天でしかも風が無く朝食後から炎天下、私一人で収穫をしていたのですが畑の外周近くのあちらこちらに集めて置いていたカボチャを車で運び出さなくてはいけません。

炎天下の畑に置きっ放しにしておくと人が火傷したのと同じようにカボチャも肌が白っぽく変色して不良品になったり、そこから傷みが入ってしまうことがあります。

まだ2番成り、3番成りの収穫が残っているためトラックを畑に乗り入れることはしませんので、

いつものように息子を頼んで私は集めたカボチャの投げ手、息子はトラックの横でキャッチャーの役目をしながら積込み作業をするわけです。

 カボチャ畑を収穫適期の玉を探して歩き回りすぐに運搬、この日の作業は連続で3時間以上になったのですがもう間もなく終了という時になって冒頭の休憩となったと言うわけです。

今年はコロナ禍での熱中症ということで例年以上の注意喚起がなされていたところですが、これ以上無理して続けると”ヤバイ”ぞという確かな信号が体全体に送られてきたのは初めてでした。

ああこんな風になって、ここでもう少しだからと我慢して頑張ると重篤化して最悪、死に至ることもある.....ということなのかと実際の感覚で理解できたという次第。

少し涼んだ後、わずかに残っていたカボチャを積んで帰ってから冷水シャワーを浴びたときの気持ち良さったら最高でしたが、その日はお昼をはさんで3時間ほどたっぷり休みました。

もう”若くはない”ということを実感させられた出来事ではあります。

 ところで大伯父である佐藤栄作元首相を抜く史上最長の連続首相在職記録を打ち立てた途端に安倍首相は第一次政権同様持病悪化を理由に辞職してしまいましたね。

安倍総理と私は同年の1954年生まれで66歳、政治家の仕事と年齢を考えるとまさにこれから築き上げてきた国内外の政、官、財人脈と、いい意味での老練さとでそれこそ国民のためのより良い政治ができる最も働ける年代なのに実にもったいない!?......。

7年8ヶ月に及ぶ在職期間において大方の国民が評価できる政治の遺産(レガシー)は何かあったかなと記憶をたどってみても農(No)政を始め私にはこれといって思い浮かびません。

アベノミクスも一般庶民の所得は特に若者世代で減少し、ひいては少子高齢化を益々助長しましたし、外交の安倍と言われた割には懸案だった北方領土、北朝鮮拉致被害者問題もほぼ何も変わらなかったうえ、逆に以前に増して極東アジアはきな臭くなってしまいました。

夏の炎熱地獄の東京に福島原発は完全にコントロールされているからと言いオリパラを招致したまでは良かったものの、世界的なコロナ蔓延であえなく中止、延期開催も危ぶまれる中、莫大な予算を投じた競技施設などのインフラは超大負の遺産になってしまうかもしれません。

 まぁ何もわからん一介の農民の戯れ言ですが、体力的にも完全引退に近づきつつある我が身を見ればいくつか有形無形のレガシーは残したかなと思えるだけ幸せなのかもしれません。


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