コメッセージ228号    2015年5月号

  劇的ビフォー、アフターというTV番組を視たことがありますか?
素晴らしい匠(建築士)の手にかかったら、問題ばかりの家が見事に快適な住まいに大変貌を遂げるというものです。
最後に家主さんのいかにも満足げな表情、コメントで終わるのですがどの回もよくここまで我慢してきたものだと思わずにはいられない物件ばかりです。
で、当ファームの直売所「ふらり」も劇的...とは言わないまでも、内部の商品陳列棚などの配置、ポップ、インテリア装飾品、看板のあり方など今までとは趣を異にして、6月よりオープンいたします。
実はこれを提案、プロデュースしたのは下の娘で家内のバックアップのもと、けっこうなリニューアルをした次第。
もはや今の時代、私の歳と感性ではなかなか付いていけませんね。
ついつい時間がないだの、めんどくさいだの、去年までこうだったからいいじゃないか....という屁理屈を並べてはだらだらといってしまいます。
ここまでやって来られたのは家内の奮闘、頑張りに他ならないのですが、それに安住して、さらに悪いことは変化を嫌って自分の考えを押しつけてしまいます。
ここまで「田園交響楽」と「タカシマファーム」を作り上げてきたというプライド.....。
たしかに大事な要素ではありますが、それに固執してしまっては前進できません。
 
 ところで政治の世界は統一地方選挙も終わり人心も新たにスタートを切った....かに見えますが、以前にも言ったように身近な地方選挙、おらが町の、村の首長、議員さんを選ぶのに、その投票率が戦後最低を更新したところが多いようで、これでは地方創生の主役であるはずの地域住民の意識の有りようが知れてしまいます。
国が悪い、町が悪い、政治家が悪いというのは簡単で、何も求めず、何も頼らないと言うのならば棄権もありでいいでしょう。
水稲の種まきと重なった投票日に選挙には絶対行かんとならんと、高齢の父母は今か今かと私の仕事が終えるのを待っていました。
足を少しひきずり、若干腰を曲げた歩きで投票所に入り、投票を済ませて出て来た父は「漢字がわからんかったからひらがなで書いた」と喜んだように話します。
 次回の選挙にははたして投票できるか心配でもありますが、本人は地域に生きる一人としてこの1票で自分の存在をアピールしたのだと思います。
父の投票にはどのような思いが込められているのか....今年に入って立て続けに友人の同級生二人が亡くなって、とうとうこの地で一人になってしまいました。
まだ選挙を通じて地域に参画できるという喜び?、友は去り地域も変わったが戦中、戦後を通じて郷土の礎を作り守ってきたという誇りと後進への期待?
父と若い世代の間(はざま)で私自身、自分の立ち位置を見つめ直すときなのでしょう。

★直売所ふらりは6月6日11:00よりオープン、毎週土日、祝日、振替休日の営業です

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