コメッセージ233号   2015年10月号 


あたり一面無数の家々が水没し、あるいは濁流に押し流され、動けなくなった車が屋根だけ残して点々とあるのがテレビ画面に映っています。
ヘリコプターによって救助された人は実に1,500人以上という....これは先月起こった大洪水の様子ですが、外国の話ではなく、日本国内での、しかも茨城県という首都圏近郊のこれまで災害には無縁のような地域で起こった大災害となりました。
一日に500mmを越えるような猛烈な雨が降り、鬼怒川の堤防が決壊したことが未曾有の洪水の端緒になったわけですが、自然は人間の想像(想定)をいとも簡単に打ち砕いてしまいます。
現在、私の住宅のすぐ東隣には千歳川が流れており、本流と支流のあちこちで昭和56年の大水害を想定した堤防強化工事と、6カ所に設置される巨大な遊水池の工事が行われています。
しかし56水害の時は数日間にわたる大雨が原因だったものの、もし今回の茨城のような集中、ゲリラ豪雨のような降り方になったならきっとひとたまりもなく大洪水が起きてしまうでしょう。
50年以上前には私のところも幾度となく床上浸水の被害を受けた経験があり子供心にも苦い思い出となっていますが、被災された方々の心中を察するに余りありますし、そして最近の天候の有り様を見るに付けいつ自分の地域にこうした災いが降りかかってくるか、内心こころ穏やかざるものがあります。

  ところで東京オリンピックの国立競技場建設とエンブレム制定、結局は両方とも白紙に戻し仕切り直しをすることになりました。
なんともお粗末な話ではないかと思いますが、それ以上に事の責任の所在がいったいどこなのか、そして誰が今からこの国家一大プロジェクトの総指揮を執っていくのか....どうもわかりません。
とどのつまり、なんだかんだ言っても招致セレモニーで未だ廃炉の道筋が不透明な福島原発を完全にコントロールされていると豪語し、この度めでたく?憲法解釈の変更で安保法制を強行採決し大方の国民が理解していない中、そのうち時間が経てばわかるだろうといかにも"つべこべ言わずに俺について来い" と言わんばかりの安倍さんですかね。 まぁ国の動きとは別に当ファームの稲刈りは9月末で7割終わり終盤となりました。
作柄も平年並みになりそうで、検査の結果も1等米になっていて昨年よりも外見はいいようですが、あとは皆さんに実際に味わっていただいたときの食味はどうでしょう。
春からここまで丹精込めて作ってきた米ですが、皆さんのお口に入って初めてなんぼという価値が生まれるわけで、それを目前に大洪水で収穫、保管していたお米が流されたり、水に浸かって廃棄せざるを得なくなった農家さんの落胆はどれほどのものか......。

日々の安全、安心な暮らしはグローバルな経済や国家的な武力よりも地域住民の健全な活力と民意を反映した政治に尽きるのではないでしょうか。 
               
★新米できました。キャベツ、ハクサイ好評販売中,漬け物、鍋物にどうぞ!

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