コメッセージ278号   2019年7月号

バサバサバサ〜、カーカーカー......バサバサバサ〜、カーカーカー.....とカラスが鳴きながら私の頭ギリギリに後方から飛んできます。

さすがに突いたりはしませんが羽ばたきの風の乱れなんかは感じられますので、ちょっと気持ちのいいものではありません。

何回となく、それも2羽でやって来るものですから「こらーっ」とはいいつつも草刈りの手を休め、その場を離れて何気にカラスの様子を見ていると近くの高木に巣があってどうもヒナを育てているようです。

 野生の動物にとって春から初夏にかけては一年でも最も大切な子育ての季節ですよね。

うちの農場の周りでも、スズメやカラス、カモ、サギ、キツネ、アライグマなどは時々見られますし、エゾシカ、キジなども希に見ることができます。

本当に極まれにですが親子でいる姿を見たときなどは「いや〜かわいいもんだなぁ」と作物の食害に悩まされることをつい忘れてしまいますが、そんな光景は彼らにとっては巣立つ前のほんの一瞬にすぎないのですね。

しかし前述のカラスのように親が子を守るために行う野生動物の必死の行動には本当に感心させられます。

カモなんかは人が近づいていくとサッと目立つように田の水面で羽をバタつかせ、さも自分がケガをして逃げられない振りをして、そのスキに小ガモ達が安全な場所に逃げられるようにします。

賢いと言うべきか、身に備わった天性の本能なのか?.......。

 それにしてもどうなってしまったんでしょうね、我が人間界では乳幼児や児童に対する虐待のニュースが引きも切りません。

幼い我が子を死ぬまで折檻したり、食事を与えないなんてどうなってしまったんだろう。

テレビや新聞のうわべの情報しかわかりませんし、あれこれ言えるほどの専門家でもありませんからただただ、悲しく辛くやり場のない憤りの気持ちを心に留めることしかできません。

孤立した狭い空間の親と幼い子どもの暮らしにどんな愛憎劇、喜怒哀楽があってどうしてそのバランスがくずれ、歯車が狂いだしたのか。

そしてその発生件数が増加傾向でこうして事件として表沙汰になるのは氷山の一角であって、児童相談所や警察の不手際を責めても、多発する案件に対応する人手が絶対的に不足していて後手にまわっているという。

国会は児童虐待防止法の改正を急遽おこなったけれどもそれで事足りるとは到底思えません。

超少子化時代にあって昔からの言葉にある「子宝」を顧みなかったツケが今後10年、20年のうちにとんでもなく重い日本社会への手かせ足かせとなって帰って来そうではあります。

 まだ生まれて7ヶ月しか経っていない孫の無垢な表情、しぐさに接したときにはこれ以上に癒されることがあろうかってぐらいに思え、まさにこれがジジばかの始まり?

これからは遠く東京住まいの孫達と違って後継者である息子夫婦の子どもとは多少なりとも身近な関わりができるでしょうから、どんな関わり方がよりベターなのかこれからがほんとのじいちゃん一年生としてのデビューとなるんでしょう。


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