コメッセージ284号   2020年1月号

謹賀新年  本年もタカシマファームのお米「田園交響楽」を宜しくお願いいたします。

 うぇ〜ん....うぇ〜ん....ゴロン、ゴロン....うぇ〜ん.....ゴロンと腹ばいになったり仰向けになったり一歳になったばかりの孫がいつもとの勝手の違いにもがきながら泣いています。

昨年暮れに恒例行事となっている杵と臼による餅つきを行ったのですが、いつもと違うのは一歳になった赤ちゃんには無事に育ちますように、一生食うに困らないようにといった願いを込めて一升餅を背負わすといった昔からの習わしで我が家でも孫に背負わせたという次第。

しかし冒頭のごとくつかまり立ちで伝え歩きがなんとかどうにかといった孫にはちょっと重たかったかも知れません。

一升まるまるだったら1.5kg以上はあるでしょうが、それではさすがに重すぎるだろうからと1kg弱ぐらいの丸めた餅を風呂敷に包んでやったのですが......人生初の試練は厳しかった?

 私の幼小児期、冬のおやつといえばやっぱりなんといってもあんこ餅でしょう。

今で言うスイーツというべきもので、学校から帰ってきたら納戸の奥にしまってあるカチカチに凍っている紅白のあんこ餅を持ってきて、石炭の熱で赤くなっている鋳物ストーブの隅に置いておくとほどなくプーっと膨らんできてあんこも中から飛び出してきたりして......ほどよく柔らかくなったところでふっ..ふっと息を吹きかけ冷ましつつデンプン粉を吹き飛ばしてあっちち、あっちち、ホウっホウってほお張った口の中で甘さが踊ります。

ケーキだとか菓子パンのようなほかに甘いものが無い(食べられない)時代でしたので私にしてみれば最高のおやつだったに違いありません。

 さて、昨年生まれた新生児は86万人ほどで統計を取り始めて最少になったとニュースで言っていましたが、これは厚生労働省の想定よりも数年早く少子化の流れは加速しているようです。

政府は持続拡大せる経済成長を最大の政策目標として高齢者や女性そして外国人を不足する労働人口に向けさせようと躍起になっていますが、肝心の将来を担う子供を増やす政策や一人当たりの労働生産性は先進国と目されるOECD諸国のなかでも最低レベル、そして教育分野でも遅れをとっているとのことで国力を経済の大きさや量で追求することを良しとする考え方は人口減少の時にはたしてどうなのかと思ってしまいます。

 先日たまたま指折り数えてみて改めて愕然としたことがあります。

私には父方と母方、両方で35人ほどのいとこがいるのですが私の子供達にはたったの3人しかいないということ.....で、私はお正月というと5人,10人と必ず親戚の子供らが集まりトランプやすごろく、雪合戦、ソリすべりなど外での雪遊びに興じたものだったけれども、私の子供達にはそうした経験がほぼゼロといっても過言ではないでしょう。

ここでいとこ同士の交わり経験の有無の善し悪しについていうつもりはありません。

が、自分の身近でこんな極端な少子化が具体的な形で見られることにひどく暗澹たる気持ちになってしまいますし、孫が成人を迎える時代はどんなことになってるだろうと心配にもなります。

少なくとも子育てが楽しく、子宝という言葉がふさわしい国柄になってほしいものです。


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