コメッセージ276号   2019年5月号

♪いらかの波と雲の波、かさなる波の大空を〜〜♪.....屋根より高い鯉のぼり、大きい真ゴイはお父さん〜〜……♪......5月と言えば端午の節句、55日のこどもの日に子ども達の健やかな成長を願って父が揚げてくれた鯉のぼりが私の脳裏にはすぐに浮かんできます。

「とうさん、鯉のぼりは?早く揚げて〜」と季節になると私は父におねだりしていたとのこと。

そして私の息子(現社長)が生まれた時は私の両親が新しく大きな鯉のぼり、吹き流しと真ゴイと緋ゴイと子どものコイ三匹セットになったものをお祝いに買ってくれて、息子が小学生の頃までは私が毎日前庭に掲げていたものでした。

 しかし時代はずいぶんと変わってしまい、かつて農家はじいさん、ばあさん、そして親と子の三世代同居が当たり前だったのが今は親世代と子ども世帯は別居が主流となって、町中のアパートに住む息子夫婦には男子誕生を祝う鯉のぼりを揚げるスペースなんてあるはずもありません。

初節句とあってとりあえず部屋の中で飾るような小さなもので済ましているようですが、当の5ヶ月目を迎える孫の方はすこぶる健康で丈夫に育っていますので、まずは安心してこの節句を迎えることができ、本当に良かったなぁという思いでいっぱいです。

先日も種まきの現場にベビーカーに乗って孫がやってきた時など、私の不在で会うタイミングがずれてひさしぶりの対面でしたがぽっちゃり、ぷりぷりの容姿はまさにかわいい赤ちゃんそのもので、その場にいるだけで一時だけでもせわしなさを忘れさせてくれました。

この子がもう少し大きくなって「お父さん、鯉のぼり揚げて〜.....」なんてもしも言い出すようになったとしたら、さて息子はどうするんでしょうか?

 ところで今月から『令和』になるんですね。

日本の元号みたいに西暦以外に独自の年表示をしている国はほとんどないようで、過去の重大な出来事を昭和、平成で覚えてしまって西暦ではなかなか出てこないことが多くはありませんか。

家族の死や大災害や大事故、大事件そして負の側面だけでなくオリンピックなどの世界的大イベントの開催、誰々の結婚だとか、誕生、入学、新築などの慶事など、あれ?あれから昭和が何年あって平成が何年あって令和が何年で?みたいになってしまいますよね。

「平成」最後の日にこのコメッセージをしたためているのですが、世の中、元号の変わり目と10連休にもならんとするゴールデンウイークの重なりでけっこうな盛り上がり方です。

マスコミもこぞって特番組んだりしているものだからなおさらですが、その喧噪とは別に当ファームにとってはいつもの春、5月と何ら変わることなく同じ仕事を淡々とこなしています。

私らのような仕事や生活はある日を境にして突然に大変化をして、これまでやってきたことが一夜にしてに価値を失ったり、逆に数倍、数十倍、数百倍にもふくれあがるなんてことはまず考えられないし平成から令和になってもやはりタネをまきつづけることになるでしょう。

これからも大方の日本人にとって昨日、今日、明日、先月、今月、来月、春、夏、秋、冬、昨年、今年、来年、そんなに極端に変わらないで行ける......と思っているはずだし、そうなるものと希望的には思いたいけれども、大きく長期のくくりで人々が築き創っていく(あるいは壊れ消滅していく)価値が新元号、『令和』という言葉に凝縮された本意からハズれた方向に行かないよう耳目をこらして注意していくのは私達の当然の努めとなりますよね。


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