コメッセージ No.47

4月に入って仕事の方もずいぶんと慌ただしくなってきました。種もみの段取り、ハウスの準備、いよいよ農作業も本番を迎えます。
 しかし、それにしても3月に入ってからの大雪にはほとほとまいりました。だいたい3月も末になるとあちらこちらの畔が顔をだしてくるのですが、今年はまだでてきません(4月1日現在)。
ですからいつもは融雪剤散布だけでまにあわすのに、今年は苗代の除雪にリースで除雪機を借りてくる始末で本当に先が思いやられます。おそらく例年より3〜4日遅れて種まきも始まることでしょう。
 ところで隣の長沼町に当ファームの第二農場ともいうべき9.5haの土地を求めたことは46号で申しあげましたが、そこには実は住宅、納屋、D型格納庫2棟、ビニール温室型格納庫、大きな物置、100坪ほどのビニールハウスなども付いているのです。
 いままで営農していた方は高齢で後継者もいなかったことから離農ということになったわけですが、その方が残していってくれたのです。
 そのほか私の希望する農機具類もかなりおいてありますので、この春からすぐにでも農業を始めようと思ったらすぐにでもやれる状態となっています。
 そんなことやら、北広島から15,6Km離れていて車で20分ぐらいかかり毎日の水見回りや管理作業がたいへんなことから、誰かそこに住んでもらって畑でも作りながら少しでも仕事を手伝ってくれる人がいたらいいのだがと思っていましたところ、ちょうどそれにふさわしい人と縁があって来てもらうことになりました。
 関西出身の彼は新規就農をめざして北海道にわたり2年間の勉強の後、恵庭でさらに2年農業実習に励みいよいよ1人立ちをすべく農地を探していたところだったのです。
 彼にとっては正に0からの旅立ちですが、いくらかでもバックアップができればと思っています。農業の世界も新しい血がどんどん入ってきて活性化しなければ進歩は望めません。長年やってきた農家でさえ経営環境は年々厳しくなって大変な時に、「夢」をもって挑戦しようとしている姿は何かこう、とっても魅力的に見えます。
 今冬にすてきなパートナー(嫁さん)を得たことですし、これから北の大地と時になごみ、時に格闘するであろう彼に期待したいものです。
 それから4月1日から有機農産物の認証制度がいよいよスタートしますが、みなさんはご存知ですか?
 まず加工品、流通の分野から始まって実際に農産物に適用されるのは10月かららしいですが、現在「有機」と称されるものがブームで巷に氾濫しておりその信頼性を問う声が大きくなってきて、表示する以上は公正な第3者機関の認証がなければいけませんよということになったのです。
 消費者の立場からすれば至極当然のことですが、ここで私なりの考えを申し上げますのでみなさんの「有機」に対する評価の一助となればと思います。
 まず、第1点目はそのコストを誰が負担するのかということです。ただでさえ高コストの「有機」農産物にさらに認証のコスト(認証団体に登録、申請、調査、評価)がかかってくるわけですが、現状では加工、流通、小売りの分野ではなく最終的には恐らく生産者にその部分がそっくりかぶさってくるのではないかと思われるのですが?
 第2点目は「有機」の定義が3年以上無化学肥料、無農薬の圃場で栽培されたものということで、そのハードルの高さ故ほとんど出回り量がなくなってしまい、高価なものでも買える極限られた人のものになってしまうのではないかということです。
 「有機」と「そうでないもの」との単純な2極化が一人歩きするようになっては決して消費者(大げさに言えば人類)の利益にはならないと思います。安心、安全への様々なニーズあって、それに応えることのできる多様な栽培手法、より広範な人が購入できる支持される価格と生産量の確保がなされた上で、さらに特別な別メニューで「有機もありよ」ぐらいの認識でいることが大事でないのかな〜〜。
 日本や世界の環境問題を考えると数%?の完全無農薬、無化学肥料よりも、90数%?の部分の使用量を1/3〜1/5にもってゆく方が先のような気がするのですがいかがでしょうか?
だけど片一方で有機、また一方で遺伝子組み替えとか、難しい話題が多い昨今だけども、食べ物のことだけにゆめゆめ侮ることのないようにしなくては...。

カレンダー

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>

カテゴリー

アーカイブ

recent comment

プロフィール

ブログ内 検索

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM