コメッセージ277号   2019年6月号

「ひえ〜っ…..熱い、暑い、アチチ……」先月下旬の田植えは北海道が5月としては全国一の39.5℃の新記録をつくったという前代未聞の暑さのなかで終えることができました。

私は田植え期間中、苗の管理や運搬の担当を任されているのですが、これほどの暑さの連続はこれまでなかったように思います。

ハウス内の苗は暑さと水不足で葉が萎れてくるので水をかけなくてはなりませんが、水をかけすぎるとどんどんと伸びてしまい軟弱な苗になってしまいます。

異常な高温は油断すると苗が回復不能な萎れにすぐなってしまいますので、部分的にこまめな水管理をしなくてはなりません。

60mほどのハウス内を筒先にじょうろのついたホースを日に何回か引っ張っての灌水作業をするのですが、苗取り作業とも重なって田植えの初めは6棟ありますので本当にたいへんです。

順調にいけば一週間ほどで田植えは終わりますので管理するハウスが日々減ってくるのが何とも嬉しいのですが、今年ほどそのことが感じられたこともありませんでした。

 しかし田植え終了後も依然として暑さは続き、しかも極端な少雨ということで畑の水不足は深刻度を増しているなかで、シビレをきらした農家の中ではスプリンクラーを畑に設置して散水するものが出てきております。

確か数年前もこんなことがあったのですが、天気に翻弄されるのは農家の宿命と簡単にかたずけるわけにはいかない状況になってきたのではないでしょうか。

昨年9月の台風でうちの野菜ハウスが飛び、防風林がなぎ倒されたのは記憶に新しいところですが乾燥した畑の土ぼこりが強風で舞い上がり交通事故を起こすぐらいに視界を遮ったり、移植したビートの苗がやはり強風にあおられて押さえている表土もろとも飛んで倒れてしまったなど、今年春先から異常な高温乾燥、強風など天災による被害また繰り返されています。

 ところでアメリカから強力なトランプ恐(強)風がやってきましたね。

接待外交がどこまで通用するか、これでもかってぐらいにゴルフだ、大相撲だ、そして新天皇にとって初めての歓迎大晩餐会.......といたれりつくせりだったけれどもどれだけこちらの意を汲んでくれるのだろう。

一機100億円以上の戦闘機を140機だか買う約束をしたというような話もありますが、それで経済交渉(貿易協定)の矛を収めてくれるのでしょうか。

今の日本を取り巻く状況をみると北朝鮮は言わずもがなですが韓国も中国もロシアもほとんど日本に重きを置く様子はなく、係る諸問題の解決をここは何としてもガチガチ?の同盟国アメリカの威を借りなければならない.......そんなことがありありと見えるようです。

 農業の世界はどんだけ額に汗して日々農作業にいそしんでも、その結果(収穫、収入)が見えてくるのは数ヶ月、もしくは一年先というのが一般的なわけですが、そういう所に身をおくものとして思うに天災はたしかに恐ろしいが、でも再び立ち上がれる。

しかし実質的にはFTA(自由貿易協定)をTAG(物品貿易協定)と言葉の綾で取り繕うような人災に当たって一旦くじけてしまったら農業は立ち直れないかもしれません......。


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