コメッセージ256号   2017年9月号

え〜〜っ!!!もう8時でないの.....と、ぐっすりと朝寝坊をしてしまった静かな朝。

嵐の去った静けさというのはまさにこういう事を言うんだろうな.......いつもながらの食卓、

いつもながらの仕事.......非日常からいつもながらの日常生活に戻ったちょっとした寂しさの

中の安堵感に気も緩み心地よい眠りについつい落ち込んでしまった。

東京の練馬に嫁いだ娘の孫二人を連れての里帰り、5歳の男の子、2歳の女の子の想像を超えた

やんちゃぶりに翻弄され続けたまるで嵐のような激動の1週間が過ぎた翌朝。

家の周りの舗装道路に名残のチョークで描かれたドラエモンや怪獣の絵を見ると、二人の幼子の

様子がありありと思い浮かびます。

 しかし子どもの成長ってどうしてこんなに早いのかと驚くやら、あきれるやら。

昨年の12月、長男の結婚式に来たときからさほど時間が経っているわけでもないのに、運動能

力と言葉を話す能力、記憶力、そして自己の欲求を伝える能力には格段の進歩があります。

さらに身内の中のいろんな大人との微妙な関係も多少なりとも理解して行動している風でもあ

ります。

良き“じじ”ぶってはみたもののどういうのが良き“じじ”...かよく分からない“わたし”が

どうも見透かされているようにも思えて、少々冷や汗ものでもあります。

こういう時はやはり育児に長けた、百戦錬磨の“ばば”には全然敵わないし、子育て奮闘真っ最

中の母親の長女、結婚間もない長男と嫁さん、次女の家族全員が“ばば”の判断と指示で半ば家

庭内戦場と化した中での秩序維持に持っていく様子を、こちらはただじっとう〜む、これはすご

いなと眺めてるしかないのです。

私がどれだけこれまでちゃんと子育てに係わってきたのか、こういうときにハッキリとバレてし

まいますね。

なまじっか育児書をかじっての子育てよりも実践、経験の積み重ねによるノウハウの蓄積とそれ

の伝授がいかに大切かと思いますが、巷では育児ノイローゼ、嫁、姑の確執、親と子の世代間で

の価値観相違などによる事件、トラブルが頻発しています。

 日本は少子高齢化時代に突入、このままの状態で推移するとあと340年で人口9000万人を

切り、経済規模も拡大どころか縮小も視野に入れて考えるべきとの指摘があり、私も実際そう思

っている一人ですが、経済成長を謳ったアベノミクスの行き詰まりで格差が開く一方の現状を見

るにつけますますその感を強くしています。

今、経済というパイを大きくすることは確かに豊かな未来を築く上での手段かもしれないが、そ

の未来を引き継ぐうちの孫達のような世代がある程度の数で生まれ育っていかないといったい

誰のための未来と言えるのか......。

歴史は繰り返します......たまたま高度成長、バブル時代最大でアメリカのGDPの7割の経

済規模にまで上り詰めニューヨークの不動産を買い漁ったなんてこともありましたが、何千年と

いう長さの中のほんの数十年のことで、いつまでもアジアのトップでいたいなんていう思い上が

った考え方はやめて成熟した文化、教育大国としての存在感の醸成に舵を切るべきでしょう。

 東京から来た孫達にとってはコンクリートジャングルから北海道の農家の環境という真逆の

世界に浸ったこの月日の体験.....バーベキュー、花火、などの定番のほか、いも掘り、トマト

もぎ、虫やカエル捕り、田畑での散歩、ホタル見物.....こうした体験を重ねることが成人して

から未来の日本を背負うことにどれほど役立つかは私の死後にしかわかりませんね。


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